来る2月6日 Wonderful Small Car Maker DAIHATSU ダイハツ工業(株)本社 ヒューモビリティワールド見学決定

2016年01月14日 21:47

 世界の皆様、日本では、軽自動車(エンジンの総排気量660cc以下、定員4名以下等の規格の自動車)が景気に左右されず年々人気を増して、売れてます。現在、新車販売に占める割合は約4割に達してます。この度は、注目の集まる軽自動車市場の国内最大手メーカー、DAIHATSU ダイハツ本社訪問と相成りました。

 振り返ること約百年前、その頃、日本では産業用のエンジンが皆輸入に依存していましたが、この地でこの地の学者様(大阪大学工学部の前身、大阪高等工業学校の校長・安永義章博士)達が国産の産業用のエンジンを作ろうじゃないですかと実業家達に創業の呼びかけをしたことがきっかけで1907年に誕生したのがダイハツ(旧商号 発動機製造(株))です。ダイハツの歴史は研究開発の歴史そのもので、2サイクルエンジンの実用化や丈夫な構造にするための改良に注力され、第二次世界大戦後、日本経済が成長する中、遂に1957年大ヒット作、軽3輪トラック、ミゼットの発売に至ります。(例:Midget MP型 排気量305cc、定員2名、最高出力12ps)当時、日本では道路の舗装が進んでおらず、3輪が悪路に適していたことやCM効果や買い易い価格だったことなどが寄与して、大ブームとなりました。ダイハツは日本での自動車の普及にも大いに貢献されたことになります。そして、洗練の時を経て、現在、国内最大手の軽自動車メーカーとしてその地歩を固められております。ずばり、この地を拠点として根付き、その分野で日本一と呼ばれるまでに成長した企業なのです。

 ダイハツの今販売されてる軽自動車はどれも個性的で、ボタン操作でオープンカーに変身するスポーツカー(ちょっと値段は張りますし、すぐには手に入りません。そのCOPEN(例:COPEN Cero 排気量658cc、定員2名、最高出力64ps )という名のすごい軽は今度訪問する本社工場で生産されてるようです。)から、介護用の車いすをたたむと2台も載せられる収納力に優れたもの、フォルムがかわいいもの、ミゼットの後継ハイゼット、勿論燃費のすごくいいもの等々、使い手のニーズに合わせてどれもこれも必見のラインナップとなってます。軽にこだわるダイハツの弛まぬ研究開発の歴史はこれからも続きましょう。

 

 ダイハツ工業(株)様、この度は本社ヒューモビリティワールドの見学を通じて、取材させていただくことになり、感謝いたします。



撮影日:平成28年2月6日

発動機製造株式会社創立経緯

創立者の肖像

「明治四十年三月十九日起 重役會決議録」等

撮影ご協力:ダイハツ工業株式会社


撮影日:平成28年2月6日 

撮影対象:COPEN Robe 

撮影ご協力:ダイハツ工業株式会社



撮影日:平成28年2月6日 

撮影対象:1966年 フェロー エンブレム

撮影ご協力:ダイハツ工業株式会社